この度、家庭教師のIOIで対策を進めてきた生徒が、立命館大学経済学部AO入試に見事合格しました。

書類選考を通過した後は、プレゼンテーション試験と面接試験が待ち構えていました。ここから本格的な準備がスタートします。

■ プレゼン資料の完成度を上げる徹底指導

プレゼンで使用するスライドは、生徒自身が作成したものをベースに、私たちが細かい部分まで繰り返し添削・指摘を行い、完成度を高めていきました。

文章の説得力、スライドの視認性、図表・引用データの妥当性、一貫したストーリー設計。こうしたポイントを一つひとつ改善し、伝わる資料へと仕上げていきました。

■ 毎日のプレゼン練習で「伝える力」を習得

資料が完成した後は、スライドを使った本番形式の練習を連日実施しました。特に以下の点を重点的にトレーニングしました。

発表態度、話すスピード、目線の置き方、身振り手振り（ジェスチャー）の使い方、聞き手を惹きつけるメリハリ、想定質問への即興回答。

「できるようになるまで練習する」——生徒の姿勢が本当に素晴らしく、毎回成長が見られました。

■ プレゼンテーマ：「沖縄の教育格差是正のための提言」

今回のプレゼンテーマは、「沖縄の教育格差をどう是正するか」という内容でした。

沖縄の教育格差是正のイメージ

生徒の実体験をもとに、適切なデータの引用、格差の現状分析、具体的で実現可能な提案をバランスよく構成し、説得力の高いプレゼン内容に仕上がりました。

■ 当日の面接では厳しい指摘も。それでも合格へ。

試験当日、面接官からは鋭い質問や厳しい指摘があったとのことですが、生徒は動じることなく、自分の言葉でしっかりと思いを伝えきりました。

その努力が実り、見事、立命館大学経済学部AO入試に合格。本当に立派な結果です。

この生徒には、強いビジョンがあります。「大学で経済を学び、将来は宮古島の教育環境をより良くしたい」

地元への想いと社会課題への視点を持つ姿勢は、これからの学びをより豊かなものにしてくれるはずです。今から、彼が未来で活躍する姿が楽しみでなりません。